警視庁は13日、いわゆる「私人逮捕系」YouTuberとして活動している煉獄コロアキ(れんごく・ころあき)こと杉田一明容疑者(40)を名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕した。 

煉獄容疑者は最近、「立ちんぼ」と呼ばれる売春目的女性が路上に増加していることが問題化している東京・新宿区歌舞伎町の大久保公園周辺で、「買春撲滅運動」をしていた時期があった。10代の女性も同エリアにいるとされることから、「未成年買春撲滅」などをうたい、同公園周辺などをスタッフらと連日見回る活動をしている様子をSNSなどにアップしていた。

スタッフらと動画を回しながら、同エリアに立っていたとみられる女性と一緒に近くのホテルに入ろうとしている男性に、背後から突然声を掛けて阻止する様子などを配信。ある動画では男女がホテルの玄関に入ろうとするところを、煉獄容疑者が敷地内まで入って「何してるんだ!おい!」と男性に迫っていた。撮られることを避けるように逃げる男性を追いかけ、顔を殴るようなしぐさをして威圧しながら、「勘弁してください。(相手の女性は)成人した23歳なんで」と謝る男性に詰め寄っていた。

煉獄容疑者は最近の一時期、同公園周辺など歌舞伎町の路上でしばしばその姿が見られていた。女性が「未成年」で、かつ「売買春行為」かどうか必ずしも断定できない状態で、いきなり動画を回しながらホテル入り口で男女を直撃するようなこともあったとみられ、近所の男性住民は「金髪のカツラのようなものをかぶって、数人の仲間らと活動していたので煉獄容疑者は目立っており、何度も目撃しました。万が一、何もしていないのに突然一方的にカメラを向けられて動画を回されたらどうしよう…と見るたびに正直、恐怖を感じました」と話した。

煉獄容疑者は、都内で10代女性を撮影し、チケットの不正な転売に関わったと決め付けたようなYouTube動画をアップし中傷したなどとして、逮捕された。「私人逮捕系」YouTuberなどと言われ、転売などの違法行為をした疑いがあるとして、一般の人を取り押さえる様子などをYouTubeに投稿していた。