国民民主党の玉木雄一郎代表は3日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、同党に離党届を提出して、新党「教育無償化を実現する会」を立ち上げた前原誠司代表代行の行動を厳しく批判した。

今年8月の党代表選で前原氏と争い勝利したことを振り返り「それぞれの考えがある中で公平な民主主義に基づいた党内選挙で決着をつけ、まとまっていこうと。それでだめで(党を)出るということになれば、代表選は何だったということになる」と指摘。「政治だからいろんな考えはある」と主張の違いには理解を示しつつ「ルールに基づいてやって出た結果に従わないと、ルールそのものが何なんだということになる。(前原氏)ご自身も選挙の後でノーサイドだとおっしゃっていた。一丸となってやっていこうという体制を築いた中でのこれ(離党)でしたから。極めて非常に残念」と述べた。

前原氏の今後について「維新と協力し、場合によっては合流するということを考えている」とした上で「年末に新党を立ち上げるというのは税の使い方で言うと、結局、政治家が自分の就職活動で次の選挙に向けて政党交付金をもらうためにやっているのではないかという批判は免れない」と述べた。政党には、1月1日時点で議員数などに応じて政党交付金の交付額が決まるため、年末の「駆け込み新党結成」は永田町の風物詩となっている。

「まとめていくという前原さんの考えもわかるが、自分でばらしている。常にばらしてきている」とこれまでの前原氏の政治行動を批判。「私は民主党政権や野党に転落したことの反省を踏まえて党運営をやっている。私が独断で決められるほど、わが党はイエスマンではない」とも述べた。

玉木氏は一方、前原氏とともに国民の2人の比例代表選出議員が行動をともにしていることに触れ「(21年衆院選で)比例復活した人は、党の枠で通った人。異論があるなら辞職してやるべきだ。党の議席だから、次の比例名簿に譲るべき。いろんな思いは分かるが、堂々と議員辞職をしてその立場でやるのが筋だと思う」とも指摘した。