自民党二階派の武田良太事務総長は29日、国会内で行われた衆院政治倫理審査会に出席し、同派会長を務める二階俊博氏について「紛れもなく派閥の象徴です」と強調した。

会長を務める二階氏が政倫審に出席しない理由を問われ、二階氏の立場を「一切、事務や経理などに関わることはなく、象徴として若手の指導など政務に励んでこられた」と説明した。

自民党の中谷真一議員の質問に答えた。

一方で「私も二階会長も会計責任者から収支報告書の内容の説明を受けることはなく、虚偽記載などが行われたのを全く存じ上げなかった」と述べ、二階氏や自身の関与を否定。「会計責任者が政治資金規正法違反で在宅起訴され、裁判を控えている。二階氏と私は刑事告発を受けたが、まったく関与しておらず、そのように説明して検察に不起訴と判断をされている」「経理だけは事務局長に任せていた」と主張した。

一方、政倫審出席の際の公開か非公開かをめぐっては、自身は一貫して出席の意向だったと訴えた。「先週の月曜日にぜひとも出席したいと、党に申し入れた。(当初の日程は)28日、29日ということで日程を全部、外して待機していた」とした上で「いろいろな政治的な思惑でいろんな協議が行われていると思っていた。私は開催されるなら、条件をつけずに出席するという方向性でぶれたことはない」とした上で「(自民党の)どなたからも(出席のスタイルについて)指示を受けたことはない」とも語った。