国民民主党の玉木雄一郎代表が、9日配信のABEMA報道番組「Abema Prime(アベプラ)」に出演。参院選(20日)の目標議席をめぐり、ひろゆき氏らと激論を繰り広げた。
各党を研究する、というテーマの番組に出席した玉木氏は、昨年の衆院選で単独で法案を出せる21議席を超えたことを前提に「参院でも21議席にしたい。非改選の5を除くと、今回16取りたい。予算を伴う法案を国民民主党単独で出せる」と目標を提示。これに対し平石直之アナが「対決より解決でずっとやってきてやってらっしゃるのはよく分かる。一方で、自公と国民の協議が思う通りに進まなかったところがある、と言っている。自分で総理やります、とか、自分が与党になります、と言って戦ってもいいんじゃないか、とところもあると思うんですけど、そこはなかなか聞こえない」と指摘した。
これに対し、玉木氏は「選挙結果次第だと思います」と回答。ぺこぱ松陰寺太勇は「謙虚だな」と声をあげる中、玉木氏は「まずは21議席で予算関連法案を単独で出せるようにならないと話にならない」とした上で「いつか必ず政権は担います。総理を目指します。ただ、それがいつのタイミングで、どういう組み合わせかはわからない、正直言うと」と語った。
これに対し、ひろゆき氏は「21議席でいい、という言い方が、けっこうまた誤解を生むんじゃないか、という気がしていて、そんなに大勝したくないんじゃないか、って見えちゃうのかな」と突っ込むと、玉木氏は「違う違う、そんなことない」と苦笑。ただ、ひろゆき氏は「是が非でも、という感じじゃない。状況によっては総理も、みたいな。必死感というか覚悟が見えない」と続けた。玉木氏は「必死ですよ」と応じたが、平石アナも「すごく言いにくいのも承知でいうと、少数政党乱立というので、ちゃんと物事動くんですか、玉木さんが『自分でやります』って言ってもらった方が、わかりやすい」と補足した。
玉木氏は「去年も(党は)小さいけど、動かしたんですよ」と大学生の親に適用された扶養控除の例を挙げると、平石アナも「実績があるのは間違いない」とした上で「玉木総理はいつ誕生するんですか、というのはどう思っているんですか」とスタジオの意見をまとめた。玉木氏は少し笑いんがら「いやあ、いい質問ですね。いろいろ考えてますけど…とにかく、力をつけたい」と明言を避けたが、松蔭寺からは「それ、言った方が、有権者付いてくると思う」。ひろゆき「照れ屋とかなんですか?」と続々ツッコミ。平石アナは昨年の衆院選で、比例候補が足りず他党に譲った事を引き合いに「立てた人数足りなかった。国民民主党に投票してくれた人に失礼でしょ。だから、玉木さんが自分で財務大臣やりますとか、総理やりますと、こういう風にします、みたいなこと言ってくれないと、結局、いろいろいいこと言ってるけど、やらないじゃん、できないじゃん、ということにならないですか、ということです」とまとめた。
玉木氏はそれでも「ま、選挙結果次第ですね」と、堅実な返答。ひろゆき氏は「言わんとすることは分かるんですけど、悪い言い方をすると、立憲民主党にいがちな、実現できないことをワーワー言って、ずっと政治家をやり続けて、歳費をもらい続ける人と一緒じゃん、って言われてしまう」と質問した。平石アナも「ちゃんと責任もってやってくださいよ、ということだと思うんですよ、野党である限りはそれでいいんですよ」とかぶせた。
玉木氏はこのツッコミには真顔になり「それなら、2020年にこんな小さい国民民主党をわざわざ作ってないんですよ。自分の選挙のことだけ考えたら、大きい政党にいた方が、政党交付金も来るし、比例復活もあるから、たった15人で小さな政党を作ろうなんて思わなかったわけですね」と反論。「私たちは、選挙を政治家の就職活動にしない、ということ、対決より解決で、1個でも2個でもいいから、現実的に提案して実現していこうということにこだわる政党として作ったんですよ。そこはね、申し訳ないけど、立憲民主党とは一緒にして欲しくないし、だったら一緒になってますよ。そうじゃなくて、とにかく自民党的なものはもう限界、さすがに。いい人もいるけど、これだけしがらんでたら変えられない。スピードも遅いし、聞いてはくれるけど何もしないし。一方で旧民主党的なものも限界ですよ。あの切り口では、次の新しい未来を作れない」と主張し、今回の参院選では、経済政策について新しいアプローチが必要として成長戦略を盛り込んでいることなどを説明した。

