「第1回ぼくたちの甲子園」参加チーム紹介の3回目は、神奈川・横浜市の港南百合ケ丘Mファントム。同チームは1967年(昭42)に創設され、51年の歴史を誇る。就任3年目の栗本崇監督は今年のチームについて「小さい体の選手が多いが、守備力はあると思う。基本は守って勝つです」と評する。

 「親子で楽しむ野球」を合言葉に、毎年6月上旬には親子でのバーベキュー大会を開催。7月末の祭りにはチームでブースを出店し、保護者らが焼きそばを振る舞うなど、交流を図っている。

 OBには県内高校野球の名門、横浜、横浜創学館、横浜商などをはじめ、夏の全国大会12年連続出場を決めた福島・聖光学院へ進んだ選手も輩出している。

 「明るく楽しく元気よく」がモットー。横浜市内の小学5年9人、6年5人の14人が野球を通じて心身を鍛えている。今大会に向け、長谷川隼太主将(6年)は「優勝を目指して勝ち進みます」と力強く宣言した。堅実な守りとチームワークで勝ち進む。