「和」をコンセプトにしたビジネスホテル「ホテル庵浅草」が2日、東京・浅草にオープンした。昨年7月の築地店に続き都内で2店舗目となる。

外観から「和」を前面に押し出している。正面玄関は白地の麻生地で出来た粋なのれんが宿泊客を迎える。1歩入ると正面に暖炉、庭石に見立てたソファはちょっとした日本庭園を思わせる。和を存分に体感できる浅草らしく、海外からの旅行客はもちろん日本人もくつろげる空間に癒やされるはずだ。

部屋数はシングル、ダブル、ツインなど全92部屋。室内は和洋が融合し風情ある造りになっている。曜日にもよるが、料金もシングルは6000円台から。フロントにはカップ麺や女性客、ビジネスマンにもうれしいアメニティー関連も取りそろえている。玄子隼人代表取締役社長(33)は「デザインにこだわったワンランク上のビジネスホテル。泊まって良かったと思える和の空間を楽しんでいただければ」と、おもてなし精神をアピールする。