さいたま市中央シニア（北関東支部　東部ブロック）「うちの自慢は、なんと言っても名物の『屋台ラーメン』です」

山岸和美事務局長はうれしそうに話す。スタッフ行きつけの店と交渉して、練習試合のときだけ「出張」してもらうのだという。「しょうゆ、塩、みその3種類あり、1杯500円。相手チームの選手や応援の方にも大好評です」（同）。

7～8年前からの恒例行事で、このラーメンが目当てで試合観戦に来る人もいるくらいだとか。そんなチームのモットーは「三位一体＆一丸野球」。選手・スタッフ・保護者が一丸となって戦わないと絶対に勝てない…という考えだ。「野球の神様はちゃんと見ている。気持ちをひとつにしよう、ということです」（同）。そのために一役買っているのが屋台ラーメンということだろう。

「春の合宿を経て、主将の澤口聖選手を始め、みなに自覚が出てきた。練習の最初と最後にはオリジナルの団歌を歌うことも結束を強めていると思います」

歌詞の一節にはもちろん「一丸野球」が入っている。