1月25日、埼玉・飯能市の飯能ウオーキング倶楽部が、「昭和の温かさを感じ、展望台で富士山や大神宮を拝もう」と東京・港区の七福神巡りを行った。

ゴールは1958年(昭33)公開された東京タワー。東京都の有形文化財(2013年)にもなっている。全員が50歳以上の倶楽部員は「映画では必ずタワーが出てきた。鉄骨だけど、なぜか温かさを感じる」とタワー大神宮を目指した。大神宮は「伊勢神宮より御神霊をお招きし、天照皇大神をお祭りする」メインデッキ(展望台)に鎮座するめずらしい由緒ある神社だ。

同倶楽部恒例の七福神巡りは、飯能を午前9時台に出発、赤坂見附で下車し十番稲荷神社(宝船)や宝珠院(弁財天)、麻布氷川神社(毘沙門天)などをお参り、麻布十番での買い物や広尾・有栖川公園で休憩し東京タワーに午後3時30分到着、約10キロを完歩した。

熊倉和枝さん(66)は、「飯能より上り下りがあったのには驚いた。どこからでもゴールのタワーが見えて勇気づけられ、爽やかな汗がかけた。麻布のおいしいお店も楽しかった」と満喫。次回は「階段で展望台に上りたい」と意気込んだ。

◆飯能ウオーキング倶楽部 2001年発足。会長:恩田正67歳 会員102人。月間5回の定例や電車・バスウオークを開催「みんなで歩こう20万キロ」を目指している。