どこでもボッチャ隊(東京・小金井市、代表岸昌子)主催の「ボッチャを楽しもう!の会」が1月24日、小金井市公民館東分館で43人の参加で行われた。今回は令和元年度小金井市公民館の市民がつくる自主講座の第2回である。

最初に杏林大学一場友実准教授がボッチャについて講演。「ボッチャは東京パラリンピック金メダル獲得の有望種目である。東京パラの前哨戦として、2月28、29日、3月1日の3日間、有明体操競技場で『ジャパンパラボッチャ』が開催され、日本代表の杉村、廣瀬選手らが出場する。1988年(昭63)からパラリンピックの種目となっていた。今日は赤チームと青チームに分かれて、それぞれ6球ずつのカラーボールをジャックボール(目標の白い球)に投げたり、転がしたりして近づけるスポーツです」など、ボッチャに関する詳しい説明があった。

ゲーム前のデモプレーに西岡真一郎小金井市長(50)が登場し、ボッチャを実演してくれた。その後、2つのコートに分かれて、試合を行い、大門外美子さん、渡辺容子さん、滝田敏子さんのチームが優勝した。86歳の渡辺さんは「80歳を過ぎて金メダルをもらえるなんて、本当にうれしい」と喜んだ。