1日、東京・千代田区の帝国ホテルでの「日本体育大学相撲部祝勝会」で日本体育大学松浪健四郎理事長は「オリンピックに在校、卒業生70人ほどが出場予定だ。相撲部はオリンピック種目ではないが、本校学生が力士として角界にはいれば、化粧まわしを贈っている。希望を持って上を目指して欲しい」と49人の相撲部学生を激励した。

祝勝会は「中村泰輝(1年)が第97回全国学生相撲選手権大会で個人優勝・学生横綱。74回国民体育大会相撲競技で優勝。東日本相撲リーグ戦、宇佐・和歌山・刈谷各大会で団体優勝」の報告会を兼ねて行われた。卒業生の川合俊一、千代大龍秀政、嘉風雅継らやスポーツ界からも木村瀬平、藤島武人、二子山雅高、アントニオ猪木ら300人ほどが激励に訪れた。

齋藤一雄相撲部監督は「通常の練習では上は望めない、一層の努力が必要。稽古量が結果につながる。逃したタイトルを取る」と叱咤(しった)。理事長は、一昨年入院を経験したが、昨年ゴールドのレスリングシューズを購入し、ベンチプレスやウオーキングなどのトレーニングに汗を流す。理事長が先頭に教職員一体で学生を引っ張る。

※参加者敬称略、順不同。