三鷹市コミュニティ・センター総務部なんでも講習会主催の「ボッチャ体験会」が1月31日、同市コミュニティ・センターで36人の参加で行われた。

三鷹市や小金井市などいろいろな地域でボッチャの普及に努めている杏林大学一場友実准教授が「ボッチャをやったことがありますか」との問いに半数の参加者がやっていない方に挙手した。「ボッチャは初めての方でもすぐに出来ます」と参加者を励まして、競技について話を進めた。説明後、東京・新島高のエピソードを披露した。

17年3月に都立新島高からボッチャ体験の依頼があり、同校で開催した。当時、新島高の生徒24人、教員12人やPTA会長、式根島からの参加者もあり、新島全島でボッチャを経験した。安全で頭を使い、お孫さんからお母さん、おばあちゃんまで3世代が楽しめるスポーツであると締めくくった。

ゲームは参加者がABCDの各クラス3チーム(1チーム3人)に分かれて総当たり戦を行い、松岡愛子さん、水野朝子さん、野崎フサ子さんのチームが優勝した。84歳の野崎さんは「平常心で、勝とうと思わなかったのが良かった」と喜んだ。