小田急線・相武台前駅北口から徒歩1分の「ラーメン龍太郎」が今日、創業から40年を迎えた。同店が産声を上げたのは1980年(昭55)。創業者の親類の紹介で、相武台前駅前の通りに店を構えた。7年後、訳あって現在の場所に移転したが、今も地元住民に愛され続けている。

店内はカウンターとテーブル席のほか、小あがりもある。アットホームな雰囲気で、女性でも気軽に入れるのがうれしい。麺類はもちろん一品料理のメニューも豊富、料金もリーズナブルな「町中華」だ。

「1番人気は龍麺(税込み770円)ですね!」と話すのは料理長の近藤勇さん。シイタケ、タケノコ、ひき肉の卵あんかけスープが細麺に絡み、食欲をそそる。店名の「龍」が付いた自信作だ。

手作りギョーザ(税込み550円)も見逃せない。きつね色に焼き上がった香ばしい皮の中には、絶妙なバランスで配合された野菜とひき肉のあんがたっぷり詰まっている。テークアウトもできるが、できたてのアツアツをお薦めしたい。

「龍麺とギョーザの両方を注文するお客さんが多いですよ」と近藤さん。人気メニューをセットで注文するのが通の食べ方のようだ。

◆ラーメン龍太郎 神奈川県相模原市南区相武台1の24の9、日曜定休。