<1>95年・優勝馬スキーキャプテン

95年きさらぎ賞を制したスキーキャプテンと武豊騎手
95年きさらぎ賞を制したスキーキャプテンと武豊騎手

前走の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)でフジキセキの2着に敗れていたスキーキャプテンだが、単勝1・0倍の圧倒的1番人気に支持された。武豊騎手を背に、上がり最速34秒7の脚で後方から差し切り勝ち。9頭立てとはいえ、異例の単勝元返しがその強さを物語っていた。

ちなみに、きさらぎ賞では72年1着ヒデハヤテも単勝100円を記録しているが、このときは6頭立てだった。


<2>98年・優勝馬スペシャルウィーク

98年きさらぎ賞を制したスペシャルウィークと武豊騎手
98年きさらぎ賞を制したスペシャルウィークと武豊騎手

単勝1・7倍の1番人気に支持されたスペシャルウィークが、上がり最速35秒7の脚で中団から差し切った。前走の白梅賞(500万下=現1勝クラス)は、地方・名古屋競馬から参戦してきた14番人気アサヒクリークにまさかの差し切りを許して2着だったが、格上挑戦で重賞初制覇を飾った。

2着は4番人気ボールドエンペラーで馬連は1080円。ちなみに、ボールドエンペラーはのちのダービーでも1着スペシャルウィークの2着に入るが、このときは14番人気で、馬連は1万3100円だった。


<3>15年・優勝馬ルージュバック

15年きさらぎ賞を制し、ルージュバックの顔をなでてたたえる戸崎圭太騎手
15年きさらぎ賞を制し、ルージュバックの顔をなでてたたえる戸崎圭太騎手

戸崎騎手を背にしたルージュバックは、8頭立ての好位3番手を追走。上がり最速34秒4の脚で抜け出し、2着ポルトドートウィユに2馬身差の完勝を飾った。

牝馬によるきさらぎ賞制覇は第1回の61年スギヒメ、64年フラミンゴに続く3頭目で、実に51年ぶりだった。

ルージュバックはその後、G1こそ勝てなかったが、16年エプソムC、毎日王冠、17年オールカマーを勝利。重賞4勝のすべてが牡馬相手という強い牝馬だった。