<1>エアミアーニ(小倉11R別府特別・15時25分発走)

福永祐一騎手(2022年撮影)
福永祐一騎手(2022年撮影)

近走は善戦の域を出ないが、頼れる鞍上・福永騎手が馬券圏内に導く。同騎手は昨年以降、小倉芝1800メートルで【3・2・2・8】、勝率20%、連対率33・3%、複勝率46・7%の好成績。数少ない小倉遠征で結果を出している。

また、同馬を管理する笹田厩舎も10頭を出走させて1勝、2着3回。連対率40%と上々の成績だ。

さらに、福永騎手と笹田厩舎の小倉芝での通算成績は【4・4・1・5】。連対率57・1%、複勝率64・3%と文句なしだ。21年7月以来、約1年半ぶりにエアミアーニに騎乗する福永騎手が、久々の勝利を後押しする。


<2>ランフリーバンクス(中京10RエルフィンS・15時00分発走)

横山典弘騎手(2023年1月撮影)
横山典弘騎手(2023年1月撮影)

前走は1番人気で9着と期待を裏切ったが、中京で好成績を残す鞍上とのタッグで巻き返しを図る。騎乗する横山典騎手は昨年以降、中京芝の3歳限定戦で【6・4・4・19】、勝率18・2%、連対率30・3%、複勝率42・4%と好結果を出している。

さらに、牝馬限定戦に限れば【3・1・0・1】で勝率60%、連対率80%と数字がはね上がる点は見逃せない。デビュー1、2戦目で見せた非凡な切れ味を、中京の直線で鞍上が引き出すだろう。


<3>タイセイマーベル(東京8R・14時05分発走)

戸崎圭太騎手(2023年1月撮影)
戸崎圭太騎手(2023年1月撮影)

人気でも馬券の軸に据える。同馬には初騎乗となる戸崎騎手だが、昨年以降、東京ダート1600メートルではトップの13勝を挙げ、連対率29・7%、複勝率43・2%と高率をマーク。うち1勝クラスでは4勝で連対率45%、複勝率60%と安定感も十分だ。

また、同馬を管理する池上厩舎と戸崎騎手のタッグはこれまで、右回りのダートでは複勝率18・2%ながら、左回りになると53・3%にはね上がる点も買い材料だ。


【先週土曜の結果】

<1>メイショウハチク 小倉8R牛若丸JS7着

<2>タガノカイ 中京10R茶臼山高原特別4着

<3>サリエラ 東京11R白富士S1着


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