<1>06年・3連単125万840円=優勝馬グレイトジャーニー

11番人気のグレイトジャーニーが中団から差し切って勝利。04年シンザン記念以来、2年3カ月ぶりの重賞2勝目を手にした。鞍上は佐藤哲三騎手。

06年4月2日、ダービー卿CTを制したグレイトジャーニー(左)
06年4月2日、ダービー卿CTを制したグレイトジャーニー(左)

2着は3番人気キングストレイル。3着に単勝107・2倍、15番人気のキネティクスが入り、3連単は125万840円、3連複でも22万5520円という大波乱となった。キネティクスの複勝は2170円。

1番人気インセンティブガイは11着だった。

<2>22年・馬連3万4610円=優勝馬タイムトゥヘヴン

昨年も波乱劇だった。16頭立ての11番人気タイムトゥヘヴンが、後方から上がり最速33秒7の脚で追い込んで勝利。未勝利戦以来の2勝目で、重賞初タイトルをつかんだ。

22年4月2日、タイムトゥヘヴンと大野騎手がダービー卿CTを制した(撮影・酒井清司)
22年4月2日、タイムトゥヘヴンと大野騎手がダービー卿CTを制した(撮影・酒井清司)

2着も後方から追い込んだ12番人気フォルコメン。馬連3万4610円はダービー卿CTの式別最高払戻金額を更新した。馬単も6万700円の高配当。

3着は1番人気ダーリントンホールで、3連単は55万2340円だった。

<3>91年・単勝3120円=優勝馬ナイスパーワー

当時は芝1200メートル戦。11頭立ての8番人気ナイスパーワーがやや重馬場をものともせず、好位から上がり最速の脚を使って接戦を制した。重賞初挑戦で初制覇。鞍上は江田照男騎手。単勝3120円はダービー卿CTの式別最高払戻金額となっている。

ちなみに、首差の2着は河内騎手の2番人気ルイテイト。さらに首差の3着は岡部騎手の3番人気シンボリガルーダ。

1番人気ダイタクヘリオスは4着だった。