<1>ファルコニア(土曜中山11Rダービー卿CT)

ファルコニア(2023年3月29日撮影)
ファルコニア(2023年3月29日撮影)

3月29日の栗東坂路で4ハロン54秒0-11秒9。余力残しでラストは好時計だった。この中間も入念に坂路で乗り込まれ、ラストは好タイムを連発している。

年明け初戦の前走・東京新聞杯は9着だったが、右回りで直線に坂のあるコース(阪神、中山)では、2走前のG1マイルCS(13着)を除くと【4・2・2・2】で5着以下なし。超堅実だ。ここ2走の敗戦で人気を落とすなら、おいしい穴馬になる。


<2>ワンダーカタリナ(土曜阪神10R仲春特別)

ワンダーカタリナ(2022年8月28日撮影)
ワンダーカタリナ(2022年8月28日撮影)

3月29日に栗東坂路で4ハロン50秒0の1番時計をたたき出した。今年2月にマークした自己ベストも0秒1更新。1週前の同22日にも馬なりで同51秒7-12秒7の好時計をマークしており、体調の良さが際立つ。

ここ2走は重馬場にも泣いて連続10着と結果が出ていないが、着差は0秒8、0秒5と着順の印象ほど負けていない。今週は好天続きのため良馬場でやれそうで、追い込みが届く阪神に替わるのもプラスだ。


<3>アルナシーム(日曜阪神10R心斎橋S)

アルナシーム(2022年11月19日撮影)
アルナシーム(2022年11月19日撮影)

3月30日の栗東坂路で4ハロン53秒8-38秒7-24秒4-11秒9としまいを伸ばした。ラストの2ハロンは自己最速だった。同22日にもいっぱいに追われ、同52秒0-12秒0と好時計をマークしている。

3勝クラス昇級後の2戦は6、10着だが、2歳時の朝日杯FSではのちのダービー馬ドウデュースから0秒5差の4着に健闘している。これまでは芝1600~1800メートルを使われてきたが、初の1400メートルで調教通りに動けば一変するとみた。


【先週の結果】

<1>ベンダバリラビア

土曜中山10R伏竜S7着


<2>ベルクレスタ

土曜阪神10R丹波特別4着


<3>アグラシアド

日曜中山9Rミモザ賞1着


◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。