<1>00年・単勝2万5750円=優勝馬ダイタクヤマト

2000年10月1日、スプリンターズステークスを制したダイタクヤマト。2着はアグネスワールド、3着はブラックホーク
2000年10月1日、スプリンターズステークスを制したダイタクヤマト。2着はアグネスワールド、3着はブラックホーク

最低人気のダイタクヤマトが勝利し、単勝2万5750円はJRA・G1で歴代3番目の記録となった。

除外対象だったが滑り込み出走となり、16頭立てで16番人気。2番手追走から直線入り口で先頭に立つと、最後まで懸命に踏ん張って1馬身4分の1差で勝利。重賞初勝利がG1となった。江田照男騎手がエスコートした。

1番人気のアグネスワールドが2着、2番人気のブラックホークが3着だった。


<2>06年・3連単263万7570円=テイクオーバーターゲット

2006年10月1日、第40回スプリンターズS 逃げたテイクオーバーターゲットがメイショウボーラー(右端)を2馬身半突き放し優勝
2006年10月1日、第40回スプリンターズS 逃げたテイクオーバーターゲットがメイショウボーラー(右端)を2馬身半突き放し優勝

オーストラリアの快速馬テイクオーバーターゲットが1番人気に応えた。好スタートからハナを奪うと、絶好の手応えで直線へ。そのまま後続を引き離し、2馬身半差で逃げ切った。

2着は10番人気のメイショウボーラー、3着は最低人気のタガノバスティーユが入り、3連複は56万9750円、3連単は263万7570円というびっくり配当になった。


<3>22年・3連単46万8950円=優勝馬ジャンダルム

2022年10月2日、スプリンターズSを制したジャンダルム(左端)、2着ウインマーベル(7)、3着ナランフレグ(右端)
2022年10月2日、スプリンターズSを制したジャンダルム(左端)、2着ウインマーベル(7)、3着ナランフレグ(右端)

8番人気の7歳馬ジャンダルムが念願のG1初勝利を決めた。ロスなく3番手から抜け出すと首差で押し切りV。母は02年優勝馬のビリーヴで、史上初の母子制覇達成となった。鞍上の荻野極騎手もうれしいJRA・G1初勝利。

首差2着が7番人気のウインマーベルで、3着が5番人気のナランフレグ。1番人気のメイケイエールは14着に敗れた。馬単は3万6640円、3連複は5万590円、3連単46万8950円となった。