<1>サクラジェンヌ(中山7R・13時30分発走)

横山武史騎手(2023年5月撮影)
横山武史騎手(2023年5月撮影)

今年の中山ダート1800メートルでは横山武騎手が【12・3・6・37】で複勝率は36・2%をマーク。種牡馬ではドレフォン産駒が【5・3・2・28】で7勝のホッコータルマエ産駒に次いで2位。母父キングカメハメハも6勝でトップ。

横山武騎手騎乗のドレフォン産駒サクラジェンヌの一発を狙う。2走前には逃げて勝ち馬から首+首+鼻差の4着。4走前の初勝利は今回騎乗の横山武騎手で4角先頭から4馬身差の完勝だった。7カ月ぶりの一戦も先手を取りそうな馬は少なそうで、マイペース駆けが出来ればそのまま押し切るとみた。


<2>アドマイヤハレー(中山11R秋風S・15時45分発走)

7月30日、佐渡S9着に敗れたアドマイヤハレー
7月30日、佐渡S9着に敗れたアドマイヤハレー

今年の中山芝1600メートルは田辺騎手が【4・4・3・15】で同じく4勝の戸崎、M・デムーロ、杉原騎手と並んでいるが、複勝率42・3%はこの中でトップ。単勝回収率235%に複勝率も117%と好成績だ。母の父ディープインパクトが6勝を挙げてトップ。

田辺騎手騎乗の母父ディープインパクト、アドマイヤハレーの一発か。昇級戦の佐渡Sは後方から末脚を伸ばしたが9着に敗れた。1600メートルは2戦して9、6着も新潟、東京の左回りでのもの。今回は中山コースに替わるが、【1・2・1・3】。最も悪い着順は6着。相性は悪くなく、1600メートルもこなせていい。


<3>ハクアイアテナ(阪神12R・16時10分発走)

6月18日、未勝利戦を勝ち上がったハクアイアテナと今村聖奈騎手
6月18日、未勝利戦を勝ち上がったハクアイアテナと今村聖奈騎手

今年阪神で行われたダート戦の種牡馬1位は15勝を挙げるヘニーヒューズ。同産駒は1200メートルで4勝、1800メートルで3勝しているが、もっとも得意なのは8勝の1400メートル。【8・1・2・23】で勝率23・5%、複勝率32・4%。

ハクアイアテナを狙う。昇級戦の前走は7着に敗れたが発馬で後手に回り、1700メートルの距離も合わなかったか。今回は初勝利を挙げた阪神ダート1400メートルに戻る。中間の調教にも騎乗する今村騎手が、2走前のような好位からの競馬ができれば一発も可能だ。


【先週土曜の結果】

<1>パウオレ

中山11RながつきS 2着(1番人気)

<2>ニシノレヴナント

中山10R九十九里特別 1着(2番人気)

<3>テーオーレガシー

阪神12R 6着(4番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。