<1>13年・馬単43万4070円=優勝馬ヒットザターゲット

13年京都大賞典を制したヒットザターゲット
13年京都大賞典を制したヒットザターゲット

13頭立て11番人気のヒットザターゲットが差し切り、大波乱を演出した。ゴールドシップが断然1番人気のなか、前走の宝塚記念でしんがり負けを喫していたヒットザターゲットは中団の内で末脚を温存。直線は外へ持ち出し、豪脚を発揮すると、首差で重賞3勝目をゲットした。初コンビの北村友一騎手が導いた。

2着は7番人気のアンコイルド、3着は2番人気のトーセンラー。ゴールドシップは5着だった。

単勝は1万6620円。馬単43万4070円はJRA重賞の式別最高払戻金額。3連単も361万9290円と記録的な高配当となった。


<2>19年・3連単181万1410円=優勝馬ドレッドノータス

19年京都大賞典を制したドレッドノータスと坂井瑠星騎手
19年京都大賞典を制したドレッドノータスと坂井瑠星騎手

坂井瑠星騎手が乗った11番人気のドレッドノータスが、3番手追走から押し切って勝利。15年京都2歳S以来、4年ぶりの重賞2勝目を手にした。単勝配当は9070円。

2着は逃げ粘った6番人気ダンビュライト。3着は中団から差した5番人気のシルヴァンシャー。

馬連5万3720円、馬単11万8010円、3連単181万1410円のびっくり配当だった。


<3>21年・単勝3210円=優勝馬マカヒキ

21年京都大賞典を制したマカヒキ(右)
21年京都大賞典を制したマカヒキ(右)

16年のダービー馬マカヒキが、同年の仏ニエル賞以来5年ぶりとなる復活勝利を挙げた。長らく勝てない時期が続いたこともあり、G1馬でありながら14頭立ての9番人気。中団追走から、直線では近走になかった活気ある伸びを見せ、最後は2着アリストテレスを鼻差、差し切った。鞍上は藤岡康太騎手。単勝は3210円の好配当だった。

2着アリストテレスは1番人気。3着は4番人気のキセキ。馬連1万900円、3連単は18万510円。