【東京11R・フェブラリーS】

◎(4)ドライスタウト

○(7)レモンポップ

▲(13)スピーディキック

☆(12)セキフウ

○レモンポップは10戦7勝2着3回。7勝は全て戸崎圭太騎手でのもので、2着はC・デムーロ騎手で2回、戸崎騎手で1回。武蔵野S2着は鼻差負けなので、ほぼパーフェクトに乗りこなしている絶好のパートナーと言えると思います。

それなのに今回フェブラリーSでは◎ドライスタウトに乗ることを選択したのはなぜなのか? 心中を妄想するとやはり、ギルデッドミラーに勝てるかどうかを第一に考えてのことだったと想像出来ます。武蔵野Sでは前半5ハロン1分0秒0というイーブンペースの中きっちり差されて2着。中1週がこたえたと言い訳が出来る敗戦ではありました。ただ前走根岸Sでは過去4戦4勝の東京ダート1400メートルというベスト条件でありながら、直線スムーズに外に出せたようには見えなかったギルデッドミラーに半馬身差まで迫られては、1600メートルではどう乗っても勝てないと考えたのではないでしょうか。

ギルデッドミラーはクラブの規約でフェブラリーSが引退レースだったでしょうが、1週前に故障してそのまま引退となりましたので、戸崎騎手の思惑は外れたように見えます。それでも◎ドライスタウトの方が○レモンポップよりギルデッドミラーに勝てる感触がある以上、本命視するのは自然な成り行きだと思います。◎ドライスタウトは中京ダート1200メートルの新馬戦は福永騎手で勝ちましたが、それ以降は戸崎騎手で5戦3勝、2着1回4着1回。4着の兵庫CSはレース中に脚を痛めて2・9秒も離されたもの。2着だった前走すばるSは勝ったバトルクライに押し込められて追い出しが遅れ脚を余しましたが、58キロを背負い56キロの勝ち馬に首差まで迫りました。そのバトルクライが根岸Sで0・2秒差3着に好走したことも、○レモンポップを逆転出来るとみる根拠の1つです。

母マストバイアイテムの産駒は◎ドライスタウトのほかにヨハン(父ヨハネスブルグ)ノーリス(父アジアエクスプレス)サンライズフレイム(父ドレフォン)と3頭ともに東京ダート1600メートルに良績があり、3着を外したことが1度もありません。

○レモンポップは東京ダートで負けたのは武蔵野S鼻差2着のみなのでここも2着付けで信頼したいと思います。3番手は地方所属馬で牝馬とデータ的には全く買えない▲スピーディキック。全14戦9勝、2着3回3着1回7着1回、JRA所属馬には門別ダート1200メートルのエーデルワイス賞でしか勝っておらず、関東オークスではグランブリッジ、ラブパイローに完敗の3着ですが、成長力と3戦3勝の1600メートル戦ならば底を見せていない魅力に懸けたいです。

大穴はいつ走るか分からない☆セキフウで、1400メートルより1600メートルの方が向いているとも思えませんが、最近10走馬券圏内と圏外を繰り返しているだけに今回は走る番とみることも可能です。

外国馬シャールズスバイトも買う気満々でしたが、調教のVTRを見るとスぺイツタウン産駒らしく寸詰まりで470キロ台の馬体が日本のダート向きには思えませんでした。日本のダートはサンドだと言われるように北米より明らかに時計がかかる馬場。東京競馬場は雨も降らない予報なのでパワーで見劣るとみました。

馬連(4)(7)

3連複(4)(7)-(13)(12)

3連単(4)(7)(13)、(4)(7)(12)

計5点×3000円=1万5000円



【小倉11R・小倉大賞典】

◎(13)ホウオウエミーズ

○(14)ロングラン

▲(10)フォルコメン

☆(15)フォワードアゲン

冬の小倉開催は全8週の7週目。先週までの6週間12日は馬場が悪化することが多く、芝が良馬場で行われた日は2日くらいしかありませんでした。今週も土曜日は1日を通して雨の予報が出ていまして、小倉大賞典の時間には上がっているでしょうが、重馬場は避けられないとみています。

引っ掛かり気味に逃げるレッドベルオーブに京都牝馬Sではなくこちらに出て来たテイエムスパーダがいて、ここがスローペースになるとは考えづらく、小倉大賞典らしく外を回って追い込む馬、加えて道悪が得意でハンデが軽い馬をピックアップして狙ってみたいです。

6歳牝馬◎ホウオウエミーズは54キロ。道悪は【2・1・0・1】で、着外1回は18番人気のエリザベス女王杯7着なので好走と言ってもいい内容。小倉は初めてですが芝1800メートルは【4・4・0・7】というベスト条件です。

5歳セン馬○ロングランは55キロ。道悪は前々走レインボーS(3勝クラス)10番人気1着1回のみですが、この時にここで人気になりそうなウイングレイテスト(5着)に勝っています。

7歳セン馬▲フォルコメンは56キロ。道悪は1戦1勝で先行も出来ますが、追い込む競馬でダービー卿CT12番人気2着があります。

大穴は6歳セン馬フォワードアゲンで54キロ。道悪は不良馬場で1戦1勝、重賞は新潟記念16番人気4着、福島記念8番人気5着があって今回の鞍上黛騎手では3勝クラスSTV賞を12番人気で勝っています。

馬連(13)(14)

3連複(13)(14)-(10)(15)

3連単(13)(14)(10)、(13)(14)(15)

計5点×1000円=5000円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス6万5000円。回収率53・57%)