【中山11R・中山記念】

◎(6)ソーヴァリアント

○(1)ダノンザキッド

▲(12)スタニングローズ

日曜ドラマ「ブラッシュアップライフ」が面白いと評判です。タイムリープものを得意とするバカリズム脚本だけに、バカバカしさを前面に押し出しながらも妙に納得出来る内容で、回を追うごとに伏線を回収しつつ目が離せない展開になっています。

過去の記憶を持って人生やり直せたらどんなに有利か、これは競馬ファンなら誰しもが考える夢そのものだと言えます。記憶さえ正しければ外れることのない馬券。徳は積めなくても札束は積み放題、いや金さえあればいろんなところに無尽蔵に寄付出来るのだから徳も積み放題になるのではないでしょうか。

中学生の頃、シンガー・ソングライターのさだまさしが初めて著した「本~人の縁とは不思議なもので」という本を読んだことがありまして、その中の「超人達のコーヒーブレイク」という小説が過去の記憶を持ちながらタイムリープした話で、競馬ファンのさだまさしらしく記憶頼りに競馬でもうけるという内容が含まれていました。他にも3億円事件や他人の名曲を先にパクってヒットさせるなど印象深い本でした。

ただ的中して当然の馬券では、最初のうちはいいとしてもドキドキもしないでしょうし予想の楽しさも全くない。競馬の醍醐味(だいごみ)は人生2周目でない方が味わえるのだとは思います。競馬は考えることが多く難しいことも確かですが、その分いつまでたっても飽きない奥深さが魅力なのでしょう。

先週は勝手な思い込みでヒドイ目に遭いましたが、開催も替わって心機一転巻き返したいです。

1回中山はCコース、今開催はAコースということは内側6メートル分は12月末から使われていなかったので逃げ先行馬とイン差し有利なのは間違いないと思います。

ショウナンマグマとトーラスジェミニとドーブネが逃げ争いをすることは考えられないので、どちらかと言えば中山芝1800メートルらしい先行馬向きの展開になると予想出来ます。

◎ソーヴァリアントはチャレンジC2連覇。スローでもハイでも同じように抜け出していまして、心房細動発症のオールカマーを除けば全く崩れないのは半兄ソーグリッタリング、半姉マジックキャッスルにも通じる血の成せるものだと思います。

○ダノンザキッドは昨年のこのレース1番人気で7着といいところなく敗れましたが、安田記念6着後復調して3、3、2、2着。特にここ2戦はG1でのものだけに1枠1番でイン突きがかなえば差し切りまであるとみて、本命と同格の対抗評価にします。

▲スタニングローズは中山芝2戦2勝。牝馬限定戦2回ですが、先行して安定感のあるレースぶりならば外枠のここでも通用するとみます。

他では中山芝【4・2・0・1】のヒシイグアスはたたき良化型とみて軽視しました。

馬単(6)=(1)

3連複(1)(6)(12)

3連単(6)(1)(12)、(1)(6)(12)

計5点×2000円=1万円



【阪神11R・阪急杯】

◎(7)グレナディアガーズ

○(11)アグリ

▲(2)メイショウチタン

☆(15)ホウオウアマゾン

昨年阪神芝1400メートルの重賞は京都牝馬S、阪急杯、フィリーズレビュー、スワンS、ファンタジーS、阪神Cの6レース。このうち牝馬限定でない3レースをダイアトニックが制し鬼っぷりを見せつけましたが、阪神Cで鼻差まで迫ったのが◎グレナディアガーズでした。当時は18頭立ての大外18番枠でしたので、差し返されたとはいえ、負けて強しの内容。ここは相手にも恵まれ断然人気でしょうが1着固定にします。先週の京都牝馬Sは18番枠のロータスランドが最後方からインを突いて3着好走するなど、外を回って追い込むのは難しい馬場でした。しかもここは小回り芝1400メートルにもかかわらず、逃げ先行型が他に例を見ないほどの手。3連勝中の上り馬○アグリは阪神芝1400メートル【2・0・1・0】ですし、前走3勝クラス六甲アイランドSの勝ち時計はここでも上位のものだと思います。

▲メイショウチタンは一昨年のこのレース9番人気6着。持ち時計1分19秒8はこのメンバーでは当時の2着ミッキーブリランテ1分19秒5に次ぐもの。1枠2番枠から3走前オーロCのようにハナを切れれば展開利を生かせる可能性はあります。

☆ホウオウアマゾンは輸送競馬が苦手で好走は地元戦のみ、阪神芝1400メートルは【0・1・1・1】でそこにはスワンS3着、阪神C2着が含まれています。8枠15番は先行馬には不利な枠ですが、同型が少ないので4番手で押さえたいです。

馬連(7)(11)

3連複(7)(11)-(2)(15)

3連単(7)(11)(2)、(7)(11)(15)

計5点×2000円=1万円

2レーストータル2万円

(先週までマイナス8万5000円。回収率46・875%)