☆プルパレイ(日曜函館11R・函館スプリントS15着)

スタートで1馬身出遅れたのが痛い。すぐに追い上げて中団前につけたが、直線は逃げたビアンフェが早々に後退して進路をふさがれた。外へ立て直して伸びかけたところで、今度はキルロードとシゲルピンクルビーの間で挟まれた。ゴール前はまったく追えず。この着順は度外視していい。前半3ハロン32秒8のハイペースについていくスピードがあり、1200メートルの適性は高い。スタートを決めてスムーズな競馬ができれば巻き返せる。


☆ジャスティンカフェ(日曜東京11R・エプソムC4着)

道中はリズムを大事に離れた最後方を進んだ。4角から馬群の内へ誘導。残り200メートルでは差し切る勢いだったが、ゴール前でノースブリッジに前をカットされる不利もあり首+首+首差の4着。最後に甘くなったのは道悪(重)の影響もあったか。パンパンの良馬場なら、もっと切れる脚が使えただろう。まだ粗削りで乗り方にも注文はつくが、レースぶりには大物感がある。まだ10戦のキャリアで伸びしろも大きい。本格化すればマイルG1にも手が届く。


☆ハヤブサナンデクン(日曜中京11R・三宮S1着)

好スタートから4番手で流れに乗る。2コーナーで外めに出すと自分のリズムでポジションを上げ、あとは独走だった。1分50秒0、2着ニューモニュメントに6馬身差の勝ちっぷりもすごいが、驚いたのは福永騎手のレース後のコメントだ。「最後まで本気で走っていない」。オープン特別では力が違ったということか。重賞になればペースも違うが、もっとタフな流れの方が競馬はしやすいのかもしれない。まだ底を見せておらず、強敵との対戦が楽しみだ。