☆コナコースト(日曜東京11R・オークス7着)

スタートで隣のソーダズリングと接触、その反動で内のレミージュにも激しくぶつかった。大きくバランスを崩す不利で、1コーナーは中団の後ろ。精神的な動揺もあっただろうし、もともと先行してしぶとさを生かすタイプ。4コーナー13番手からの差し比べでは厳しい。それでも直線は内に切れ込みながら一瞬は脚を使った。仕上がりが良かっただけに残念な結果だが、ポテンシャルはあんなものではない。今回は参考外。秋への成長分も含めてあらためて期待したい。

コナコースト(2023年5月18日撮影)
コナコースト(2023年5月18日撮影)

☆エーティーマクフィ(日曜京都11R・高瀬川S2着)

8枠15番から好位につけたが、ずっと馬群の外を走らされた。4コーナーから徐々に差を詰め、直線もよく伸びているが、1番枠から好位3番手を進んだ勝ち馬(サトノテンペスト)とは枠順の差が出た。それでも3着メイショウヒューマには3馬身半差をつけており、昇級戦ということを考えれば強い競馬をしている。せめて真ん中くらいの枠だったら、逆転できていたかもしれない。ここへきての充実ぶりは目を見張るものがあり、ダートならオープンまでいける。


☆メイショウフンジン(土曜京都11R・平安S5着)

ロードヴァレンチの2番手で流れに乗ったが、向正面でグロリアムンディに内をすくわれたのが痛い。4コーナーでは押して並びかけにいくが、一度も先頭に立つことなく上位争いから脱落した。もし、内外が逆だったら、もう少し粘れたかもしれない。今回は勝ち馬にうまく乗られてしまったが、いい時の盛り返す脚がなかったのを見ると、本来の出来ではなかったか。これをたたいて上積みがあれば巻き返せる。