今回の「コンピ×騎手ここだけの話」は

・先週の競馬の振り返り

・12月1週目に目立ったアノ騎手

この2つについてお話ししたいと思います。

●先週の競馬の振り返り

エリザベス女王杯からジャパンCまで、短期免許で来日中の外国人騎手がG1を3連勝しましたが、チャンピオンズCは一転して日本人騎手が上位を独占。若手の石川騎手が嬉しい初G1制覇を達成しました。

今回、石川騎手のコンピ×騎手判定はナシとなってしまいましたが、その騎乗ぶりはお見事としか言いようがありません。中京のダートコースは上位クラスほど4角をいかに距離ロスなく運ぶかが重要になります。それを理解している鞍上に導かれた2～5着馬が好走するなか、1列後ろで末脚を溜めて終いに賭ける競馬を石川騎手は選択。勝利を掴み取りました。

前が詰まるかもしれないリスクを負って勝負に出ましたね。関東の騎手だけに、今後も中京のダートでは過剰人気にならないでしょう。そこに妙味も生まれるはずなので狙っていきたいですね。

他のコンピ×騎手の結果については、阪神4Rがクリーンヒットでした。このレースは障害だったのですが、★S軸の森一馬騎手が1着、2着は穴☆の中村騎手が人気薄で好走し、馬連は3150円の好配当でした。

中山9Rは、この舞台でスプリンターズSを勝利した荻野極騎手騎乗のイルクオーレに★SS軸判定。1着こそB相手カンティーユに譲りましたが、5番人気での2着。馬連は2410円でした。中山スプリント戦では引き続き荻野極騎手にも注目です。

●12月1週目に目立ったアノ騎手

12月の年末開催が始まり、舞台は中山、阪神、中京の3場開催になりました。G1に騎乗がない若手騎手は、自然と裏開催に回ることになります。関西の騎手であっても、中山で騎乗することも出てくるでしょう。若手騎手でも、上位騎手不在の裏開催なら、思わぬ素質馬を任されることも少なくありません。

そういったケースで期待したいのが、岩田望来騎手です。

　

土曜は中山、日曜は阪神での騎乗でしたが、土日で3勝を挙げる活躍を見せました。

とくに、コンピ×騎手の判定アリで8連対、判定ナシで2連対と、得意不得意がクッキリと見えているようです。普段、なかなか騎乗しない中山でも★S軸で2戦2着2回と安定していました。今週末は日本と香港でG1が行われますので、チャンスのある馬が回ってくるケースも増えそうです。

本日は以上になります。また金曜の夜にお会いしましょう！