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コラム

コンピ×騎手ここだけの話

コンピ指数と騎手の成績を、独自のアルゴリズムで掛け合わせ「判定」を出す「コンピ×騎手」（コンピバイジョッキー）。馬券への生かし方と、読み解き方は随時アップします。土日の予想は前日夜に新極ウマ有料域でアップ。無料域では１レースのみをアップします。

2023年6月9日21時32分

【コラム】函館のコンピ×騎手はどうなる？

今回の「コンピ×騎手ここだけの話」は

・函館のコンピ×騎手はどうなるか

・コンピ×騎手でみる土曜の競馬

・無料公開レース（土曜阪神12R）予想

この3点についてお話ししたいと思います。

函館のコンピ×騎手はどうなるか

今週から夏の函館開催がスタートします。昨年10月にリリースされたコンピ×騎手にとっては、初めての函館開催です。アップダウンがあって、直線は平坦。小回りで4コーナーからゴールまでが短い。簡単にいえば、洋芝の直線平坦な競馬場ですが、実はいろいろなギミックが隠されているんです。

直線は短いので、基本的には先行有利。小回りでコーナーがきつく、カーブ部分での加速が難しい。乗りこなすのは簡単ではない競馬場だと考えています。向正面は長い上り坂になっているため、実はスタミナが問われる。そこに洋芝ですから、馬場適性も問われます。どこで脚を溜めて、どこでゴーサインを出すか、ジョッキーは瞬時の判断を複数回求められるレースも少なくないはずです。

これらを加味すると、馬の能力だけで勝てる競馬場ではないことがわかります。折り合いを重視して馬の脚を溜めたい騎手よりも、スタートからポジションを取りに行く騎手が強い。ポジショニング意識の高い横山武騎手が3年連続で函館リーディングに輝いていることも頷けます。

そういった点ももちろん考慮してコンピ×騎手は判定を出すので、中央場所以上の成績になるのではないか。というのが開幕前日の見立てです。コンピ指数上位で判定が出ていれば、安易に軽視するのは危険でしょう。反対に、コンピ指数上位なのに無判定なら、思い切って軽視する作戦も有効だと思います。

まずは開幕週の土日を見て、改めて来週の当コラムで傾向を触れられたらと思っています。とにもかくにも函館開幕は楽しみですね！夏競馬攻略に役立てるよう、コンピ×騎手の傾向もコラムでお知らせしていきたいと思います。

●コンピ×騎手でみる土曜の競馬

東京

東京は重賞のない土曜日となります。いつもの関東のメンバーが揃いました。

今週でレーン騎手が短期免許の最終週です。G1前日の土曜は影を潜める傾向にありましたが、さすがに今週は土日ともに全力投球になるのではないでしょうか。

また、先週はレーン騎手騎乗馬が新馬戦を3連勝しました。この土日も注目といえるでしょう。

その他では順当にルメール騎手、戸崎騎手あたりを押さえておけば問題ないと思います。なんとか土曜は雨が降らずに済みそうな気配なので、コンピ×騎手の判定を頼りに的中馬券をつかみ取っていきましょう。

注目騎手：レーン騎手、ルメール騎手、戸崎騎手

阪神

阪神開催は2週目に突入しました。今週は土日ともに重賞が組まれていませんが、函館に移動した騎手もいる関係で、上位騎手の確保は意外と難しい日なのではないでしょうか。それなりの馬を用意しないといけなくなりますから、土曜は堅い決着が増えるとみています。川田騎手も両日とも阪神で騎乗です。日曜に東京へ移動するのは横山典騎手、松山騎手あたりだけですね。注目はシンプルに西の上位騎手を中心としましょう。

注目騎手：川田騎手、坂井騎手、松山騎手、岩田望騎手

函館

冒頭でも触れましたが、今週から函館開催がスタートします。例年通りの顔ぶれが開幕週から揃った印象です。もちろん注目は横山武騎手でしょう。今年も函館で勝利数を稼いでいくはずです。それを追うのが地元開催となる丹内騎手でしょう。そしてもっとも注目しているのが2年目の佐々木騎手です。ローカルで勝ち星を積み重ね、今年はリーディング25位。初めての函館開催でブレイクしてほしいと思っている騎手です。その他では鮫島駿騎手にも期待しています。横山武騎手と函館リーディング争いを繰り広げて欲しいですね。

注目騎手：横山武騎手、丹内騎手、佐々木騎手、鮫島駿騎手

●無料公開レース（土曜阪神12R）予想