今日のメイン、モミジアオイスプリントにも登録のあった浦和のスターオブケリー(牝3、繁田)は明日27日の盛岡、OROターフスプリント(M2、芝1000メートル)に向かった。初めての芝がどうかだが、2走前にハヤテスプリントを好タイムで逃げ切ったスピードがさらに生きるか。北海道時代に1000メートルで2勝。距離短縮も悪くないはずだ。

芝の1ターンで争う全国交流の地方重賞。南関東からは浦和2頭、川崎3頭の計5頭が参戦。浦和のもう1頭、コパノキャリー(牝5、工藤)は岩手時代に芝も2戦。1000メートルで2着がある。川崎のプリモジョーカー(牝5、内田)は北海道時代に2度の中央遠征で芝を経験。4歳以降は川崎900メートルの1ターンだけを走り続けてきた。僚馬のマーサマイディア(牝4、内田)とともに盛岡に向かう。川崎のもう1頭は中央時代に芝2勝のエールヴィフ(牝5、古沢)。転入初戦の前走をたたかれ、芝での変わり身が期待される。

明日27日は名古屋にも1頭が遠征。2走前にハヤテスプリントで2着した大井のヒストリックノヴァ(牝3、渡辺和)。重め残りだった前走をたたかれ、3歳重賞の秋の鞍(SP1、1500メートル)に挑む。【牛山基康】