オーストラリア生まれのモーリス産駒マズ(セン3、P・スノーデン)がG1初制覇を果たした。鞍上はサム・クリッパートンで勝ちタイムは1分12秒7(不良馬場)。昨年10月のリステッド競走から6連勝で、通算成績は11戦7勝。先月にロイヤルランドウィック競馬場で走ったG2アローフィールドスプリントに続く重賞連勝となった。

マズはオーナーと厩舎が17年のドゥームベン10000を制したレッドゼル(17、18年に高額賞金レースのジエベレストを連覇)と同じ。すでに同じモーリス産駒ヒトツが中距離G1で結果を出しているが、層が厚いオーストラリアの短距離(スプリント)路線で今後の活躍が期待される。