高松宮記念の覇者ナランフレグ(牡6、宗像)は、丸田騎手を背に美浦ウッドで最終追い切りを行った。

先行するアルーフクライ(古馬3勝クラス)を5馬身ほど追走。直線は内から抜群の手応えで並びかけた。時計は5ハロン67秒5-ラスト11秒5。

丸田騎手は高松宮記念制覇を記念したジャージに身を包んで会見に登場。明るい表情で意気込みを語った。

◆丸田騎手のコメント

先週はしまいビッシリ追ったので今週は全体的にサッと流す内容。そこまで強く刺激を入れることなく、スムーズに反応してくれたかなと思います。(あとは本番を待つだけ?)はい、そのとおりです。

(前走は)僕自身、初めてのG1勝利でしたし、勝ちたいと思って、目指してきたのでうれしかったです。

(距離については)2歳のときにダートで1回使ったけど、当時とは体つきも大きく変わってきていて、今ならこの距離もこなしてくれるんじゃないかなということは先生(宗像師)にお話させていただきました。先生やオーナーが考えてのレース選択です。やってみなければわからないところはありますが、脚がたまって、いい末脚を発揮できれば。

(同じワンターンで)距離は変わるけど、やることは変わらないのはいいですね。ゲートの出はそこまで悪くないです。(位置を)取れたらそこで運ぶかもしれないですし、レースの雰囲気で決めていきたいと思います。

前走を勝たせていただいて、ナランフレグはG1馬になることができました。チャレンジャーの気持ちで臨んでいきたいと思います。