8月7日、新潟で3歳馬のダート重賞レパードS（G3、ダート1800メートル）が行われる。今年も大混戦ムードだが、最大の注目はジャパンダートダービー4着のハピ（牡、大久保）だ。
- 1番人気メイショウムラクモが直線での追い比べを制し重賞初制覇（2021年レパードステークス、新潟競馬場）
■レパードSの見どころ
鳳雛Sを制して3連勝で迎えたハピの前走は、先行有利の極悪馬場の中、大外を回しながら0秒3差まで追い込んだ。今回は3戦3勝の1800mに戻るし、本来の走りができれば巻き返しは十分、可能だろう。
青竜S2着のホウオウルーレット（牡、栗田）は、初の古馬相手となったいわき特別で5馬身差の圧勝。これまで戦ってきた相手関係を踏まえても、上位争い濃厚だ。
トウセツ（牡、杉山佳）はデビュー以来6戦して【2･3･1･0】と、複勝率100％。初の古馬相手となった前走も2着。典型的な相手なりのタイプで、ここでも要注目。
他にもノットゥルノ、ペイシャエスら強豪相手に好走し、前走は6馬身差の圧勝を収めたヴァレーデラルナ（牝、藤原）、ヒヤシンスS2着後、自己条件を3馬身差で完勝したヘラルドバローズ（牡、寺島）、今回と同条件のわらび賞を2馬身半差で快勝したメイショウユズルハ（牡、岡田）、オークス出走後、前走の関東オークスでダートに復帰し2着に逃げ粘ったラブパイロー（牝、大和田）、芝では10戦して未勝利も、ダート転向後は2連勝中のメンアットワーク(牡、斎藤誠)など、イキのいい若駒たちが顔をそろえる。
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