白毛のG1・3勝馬ソダシ(牝4、須貝)が10日、札幌記念(G2、芝2000メートル、21日)の1週前追い切りに臨んだ。97、98年エアグルーヴ以来24年ぶりの連覇を目指し、函館芝の3頭併せで4ハロン51秒9-11秒7をマークした。

内で先行した2歳馬2頭には届かなくても、ソダシは馬なりのまま。首差遅れも脚勢は優に勝り、ゴール過ぎでは楽に抜き去った。

「リフレッシュしていい雰囲気。最後の反応はいくらか休み明けという感じでスッと動けなかったけど、去年もこんな雰囲気だったし特に問題ない」と吉田隼騎手。須貝師も「落ち着きすぎているぐらい。カリカリしているよりいい。3年函館に通って環境にも慣れているし、居心地がいいのかな」と目を細めた。