日本ダービー馬ドウデュース(牡3、友道)が、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)への前哨戦を4着で終えた。道中は悠然と最後方に控え、最後の直線に向いて大外に持ち出されると、馬なりで加速。そのまま前を抜き去るかと思われたが、途中から伸びが鈍った。

鞍上の武豊騎手は「今日は本番に向けて追い切りを兼ねたスクーリングという意味合いもありましたので、まだ全力を出せる状態ではなかったように思います。最後は少し脚が上がってしまいました。逆算して調整しているので、これから状態は上がってくるでしょうし、今日の結果に失望することはないと思います」と話した。本番での巻き返しが期待される。