秋のG1シリーズ開幕を飾るスプリンターズS(G1、芝1200メートル、10月2日=中山)には、スピード自慢が集結する。

高松宮記念4着のトゥラヴェスーラ(牡7、高橋康)が鉄砲駆けへ準備を整える。その前走のレース直後に鼻出血が判明。半年ぶりのぶっつけ本番で挑む。

岩倉厩務員は「体もほぼできている。(9カ月ぶりで2着の)阪急杯に近い出来。馬場は渋ってほしい。内でロスなく運べれば」と希望。先週の神戸新聞杯(ジャスティンパレス)でインから抜け出した鮫島駿騎手は頼もしい存在だ。