2番人気ケイアイパープル(牡6、村山)が3角先頭から押し切ってDG2勝目を挙げた。勝ち時計は2分13秒1。2着はラーゴム、3着はカフジオクタゴンが入った、1番人気ブリッツファングは5着だった。

藤岡康騎手の冷静な手綱さばきが光った。前2頭を見据えて3番手を追走。2周目向正面で、前年覇者のメイショウカズサが先頭に立つと、並んでぴったりマーク。3角でかわして、直線でもうひと伸びした。2馬身半差の完勝だった。

藤岡康騎手は「1戦1戦力をつけてくれていると感じます。この先も楽しみです」と語った。2月佐賀記念以来のDG制覇。さらなる大舞台での好走に期待はふくらんでいく。