イクイノックス(牡3、木村)が制し、天皇賞・秋に続くG1連勝を果たした。

イクイノックスの父キタサンブラックは初年度産駒から後継ぎを出した。種牡馬生活1年目の18年は130頭の種付けを行ったが、19~21年は100頭前後で推移。今年の種付け頭数は“イクイノックス効果”もあってか、177頭と急増していた。23年の種付け料は今年の500万から1000万に倍増するなど、現役時同様、人気はうなぎ上りだ。

社台スタリオンステーションの徳武英介氏は「サンデーサイレンスの直子はいなくなりましたが、イクイノックスの歩き方、歩様を見て懐かしくなりました。馬体も素晴らしい。1年目から後継種牡馬になるような馬が出てくれて、うれしいです」と話した。