メイショウフジ(牡、和田勇、父ホッコータルマエ)が勝利した。12月の新馬戦を左後肢ザ創で取り消し、この日が出直しの一戦。4角先頭の2着馬コルサファターレを同11番手からつかまえきった。勝ち時計は1分58秒5。メンバー最速の上がり3ハロン37秒8の末脚は、次点の2着馬を1秒3も上回る破壊力。気性面に幼さを残すが、秘める能力の一端を示した。大野騎手は「エンジンが掛かってからは別馬みたい。まだまだ良くなる余地がある」と成長に期待した。