アルクトス(新種牡馬)

父アドマイヤオーラ

母ホシニイノリヲ(母父シンボリクリスエス)

 

■戦績 24戦10勝

■主な勝ち鞍 19年プロキオンS、20年南部杯、21年さきたま杯、南部杯

■種付け料 30万円 初年度産駒は26年デビューへ

 

<優駿SS関係者コメント>

20年の南部杯ではダート1600メートルでクロフネが持つレコードを19年ぶりに塗り替えました。本場の父は早世の種牡馬ながらすごいポテンシャルを見せたアドマイヤオーラ。父はわずか5世代でこの世を去りましたが、超良血馬で素晴らしい遺伝力を発揮しています。すぐれた父の後継馬としての期待がかかっています。

<現役時代に管理した栗田徹師〉

開業して間もなく、まだ技術のない厩舎を長きにわたって支えてきてくれた馬です。印象に残っているレースは20年の南部杯。モズアスコットとの競り合いで勝ち切ってくれた、あのレースが忘れられません。特徴は勝負根性の強さ、動じない精神力、大きな馬格から生み出されるスピード、ゲートセンスの良さはこの馬の持っている素質だと思います。厩舎にいるときは非常におとなしくて、人懐っこくて、怒った様子を見たことがありません。そういった性格の良さも子どもに受け継がれてほしいですし、スピードの持続力も受け継いで、その子どもが活躍して、長く種牡馬生活を送っていただきたいと思っています。

<山口功一郎オーナー〉

アルクトスは私にとって思い出の馬で、種牡馬として成功してほしいという思いです。私も自分の代表牝馬であるシャインガーネットを1年目で交配しようと思っていますし、アメリカからも1頭、G1の繁殖を連れてきて付ける予定です。セリでもアルクトスのいい産駒を買いたいと思っています。ぜひ、いい産駒をつくって、セリに出していただければと思います。

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