安田記念を制したソングライン=2022年6月5日、東京競馬場
安田記念を制したソングライン=2022年6月5日、東京競馬場

■安田記念見どころ

6月4日は春のマイル王を決める安田記念(G1、芝1600メートル=東京)が行われる。例年以上に好メンバーがそろったが、昨年の覇者ソングライン(牝5、林)がG1・3勝目のチャンスだろう。久々だった前走ヴィクトリアMを快勝し、今回はたたき2走目の上積みも見込める。東京コースは【4・2・0・1】と相性抜群で、連覇に期待だ。


昨年秋のマイル王・セリフォス(牡4、中内田)が強敵になる。昨年3歳で富士S、マイルCSを連勝。前走ドバイターフは初の1800メートルで5着も、ベストの距離で巻き返し必至だろう。


初のマイルだがジャックドール(牡5、藤岡)も楽しみ。強豪メンバーの大阪杯では念願のG1初勝利を決めた。デビューから14戦すべて2000メートルで走ってきているが、父はマイルG1を4連勝したモーリス。血統的には十分適性があるだろう。


白毛のアイドルホース・ソダシ(牝5、須貝)も好レース間違いなしか。前走ヴィクトリアMは直線で先頭に立つも、ゴール直前で差されて頭差の2着に敗れた。芝1600メートルでは【4・1・1・0】と常に上位争いしており、スムーズならG1・4勝目もある。


昨年の安田記念で首差2着だったシュネルマイスター(牡5、手塚)も差はない。21年NHKマイルCの覇者だが悔しいレースが続いており、前走マイラーズCは1年半ぶりの復活Vとなった。同馬も東京マイルを得意としており、展開次第では勝ち負けになる。


そのほか、前走9番人気でNHKマイルCを勝ったシャンパンカラー(牡3、田中剛)、昨年の朝日杯FSを制したドルチェモア(牡3、須貝)、京王杯スプリングCで重賞初勝利を決めたレッドモンレーヴ(牡4、蛯名正)、重賞6勝のメイケイエール(牝5、武英)など、有力馬が名を連ねる。


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