ベアバッキューンが8カ月ぶりの実戦に勝利して重賞3連勝、デビューから無傷の5連勝を飾った。1分13秒6(重)の時計で駆け抜け、単勝1・7倍の1番人気に応えた。
膝の骨折によるブランク明け、初コースで斤量はただ1頭58キロ。厳しいはずの条件をはねのけた。スタートを出ると、前に2頭を置いて外3番手。直線に向くと町田直希騎手(37)のアクションに応えて伸び、粘るハセノブライアンをかわし、最後は3馬身の差をつけた。「これまで逃げて勝っていて、こういう競馬は初めて。伸びてくれと思いながら追って、いい反応をしてくれました」と町田騎手。ともに歩むパートナーの走りをたたえた。鈴木義久師(49)は「ホッとしました。あ、戻ってたんだと。このひとたたきで、また変わってくると思います」と安堵(あんど)の表情。今後は8月13日大井の黒潮盃(S3、1800メートル)を予定し、秋にはJpn1の南部杯も視野。いよいよ復帰した川崎の大砲から目が離せない。【渡辺嘉朗】
◆ベアバッキューン ▽父 モズアスコット▽母 ゴールドマッシモ(ネオユニヴァース)▽牡3▽馬主 熊木浩▽調教師 鈴木義久(川崎)▽生産者 守矢牧場(北海道新冠町)▽戦績 5戦5勝▽総獲得賞金 5320万円▽主な勝ち鞍 24年若武者賞(S3)、鎌倉記念(S2)▽馬名の由来 冠名+打つ音
◆勝負服
〈ハセノブライアン=2着〉西騎手 理想通りいい感じで運べました。前走より落ち着きがあって雰囲気は良かったです。結果的に勝ち馬の力が一枚上でした。距離は短い方がいいですね。
〈カンノンミカヅキ=3着〉池谷騎手 勝ち馬が前に行くのは分かっていたので、自分のイメージ通りの競馬ができました。1200メートルの方が競馬はしやすかったです。
〈ピーエムナナ=4着〉今野騎手 今日はゲートかな。思ったより位置取りが後ろになった。力負けではないですね。この距離も忙しくはないです。
〈フィエレッツァ=5着〉吉原騎手 もう少し前に行けたらと思ったけど、馬混みを怖がって後手後手に回ってしまった。右回りはもう少しスムーズなので、次は挽回したいです。

