1番人気のロードクロンヌ(牡5、四位)が3馬身半差の圧勝で重賞2勝目を挙げた。2番手からスムーズに立ち回り、直線も楽な手応えで押し切る横綱競馬。前走のフェブラリーS11着敗戦から、きっちりと巻き返した。この後は7月1日大井の帝王賞(Jpn1、ダート2000メートル)を目標にする。
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ロードクロンヌにとって理想通りの競馬だった。強風を踏まえてのポジション取り。外のナルカミを前に行かせて2番手でぴったりマーク。抜群の手応えで迎えた直線では一気にギアを上げ、3馬身半差、突き抜けた。
横山和騎手は「イメージしていた通りの流れに乗せられた。本当に強かった。しぶとさが売りなのかなと思っていたが、思っていたより脚を使ってくれた」と舌を巻いた。自身がまたがった1週前追い切りでは物足りなさを感じていたそうだが「それでこのパフォーマンスということは、まだ伸びしろがあると思う」とさらなる上昇を楽しみにした。
もともとの大目標は7月のJpn1帝王賞。前走のフェブラリーSは11着と案外な敗戦を喫しただけに、ここは落とせない一戦だった。四位師は「勝たないと賞金的に帝王賞は厳しいと思っていた。この間の負けたレースも生きているのかなと思う。いいレースだった」と目尻を下げた。
さらなる高みを目指してチャレンジは続く。「強いところにぶつけていかないと。舞台的にも大井はいいかもしれない」。メキメキと力をつける5歳馬が、充実の夏に向かう。【下村琴葉】
◆ロードクロンヌ ▽父 リオンディーズ▽母 リラコサージュ(ブライアンズタイム)▽牡5▽馬主 (株)ロードホースクラブ▽調教師 四位洋文(栗東)▽生産者 ケイアイファーム(北海道新ひだか町)▽戦績 17戦6勝(うち地方1戦0勝)▽総獲得賞金 2億1179万2000円(同1400万円)▽主な勝ち鞍 26年プロキオンS(G2)▽馬名の由来 冠名+王冠(仏)

