今回のドローン日記は連載５０回目の記念です。最初にドローン「ファントム３」を購入したのが今から３年前。全く飛ばし方も分からず、そのまま約１年も機材庫に眠らせました。何とかしなければと、専用練習場の「ドローンフィールド（横浜市）」に通い、１０時間のフライト経験も積み、国交省の認可も頂きました。現在は「ファントム４」も購入し、合計２台のドローンを保有するまでになりました。

近鉄京都駅には、なぜか奈良県のマスコット「せんとくん」の人形が飾ってあります

　さあ、今回も出張です。行き先は京都競馬場。騎手目線でコースを撮影する企画で、先月の阪神競馬場に続くシリーズ第４弾です。４月１０日、天皇賞・春の３２００メートルを撮ってきました。

京都駅前徒歩２分の松本旅館。お勧めです

　撮影を許可されたのが午前６時半と早朝のため、前日の９日夜、新幹線で京都に入りしました。京都は世界的な観光地で、さすがにホテルは高額です。通常、我々はホテルに泊まりますが、ここは古都ということで、あえて旅館にしました。京都駅から徒歩２分と好立地の松本旅館です。駅を出たら目の前に見えました。古い作りでしたが、リフォームもされ、地下には大浴場もありました。

京都タワーを真下からパチリ

　チェックインしたのが午後８時過ぎでしたが、フロントで今から近場で観光できるところを聞くと「京都タワー」と言われました。これは不慣れな私でも分かります。旅館の隣の隣にあるのです。とりあえずタワーの真下まで行き、写真をパチリ。夜も遅かったので展望もせず、軽く食事を取り旅館に戻りました。

近鉄京都駅の自販機の横には無人の両替機が置かれていました

　１０日午前４時半、起床です。辺りは真っ暗でしたが、ドローン片手に出発です。近鉄京都駅５時１５分発の電車に乗り、丹波橋で京阪電車に乗り継ぎ、淀駅で降ります。改札を出てビックリ。駅前が再開発され、きれいなのです。

　実は大学生時代の１９９５年、第１０５回天皇賞・春でメジョイロマックイーンとトウカイテイオーの対決が実現し、どうしてもこの目で見たく、京都競馬場に行ったことがあります。その当時、競馬場までは１本道で、古いお店が多く並び独特な風情があったのですが、その面影は全くありませんでした。

京都競馬場で離陸するドローン「ファントム４」

　さあ、競馬場通用門に着きました。今回も無事、撮影は行われたのでしょうか？　この続きと完成動画は天皇賞・春が行われる前日４月２８日（土）、ニッカン・コム動画ならびに「ドローン日記」で公開したいと思います。お楽しみに。【写真部・鹿野芳博】

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