豪快なハンバーガーはやっぱりLAならでは。カロリーはちょっと高めですがガッツリとアメリカンなお味が楽しめます
豪快なハンバーガーはやっぱりLAならでは。カロリーはちょっと高めですがガッツリとアメリカンなお味が楽しめます

「これぞ究極のアメリカン!」

 昨今はグルメバーガーなるおしゃれで高級志向のハンバーガーが大流行しているLAですが、古き良き時代と言われる50年代をテーマにした「これぞ究極のアメリカン!」な豪快なハンバーガーもまだまだ健在。1986年にハリウッドにオープンしたLA発のジョニー・ロケッツは、50年代のアメリカンダイナーをテーマにした店舗作りと昔ながらのアメリカらしいハンバーガーが食べられることで人気のお店です。アメリカ国内のみならず、世界25カ国以上に店舗を展開しており、かつては六本木にも進出していたので知っている方も多いかもしれません。

スモークしたベーコンにオニオンリングが入ったハンバーガーは、私のおすすめNO.1。香ばしい香りとBBQソースの甘辛さが病みつきになります
スモークしたベーコンにオニオンリングが入ったハンバーガーは、私のおすすめNO.1。香ばしい香りとBBQソースの甘辛さが病みつきになります

ジョニー・ロケッツでしか…

 ジョニー・ロケッツのハンバーガーは、冷凍肉は一切使わない100%新鮮なアンガスビーフのみ使ったとってもジュージーなパテがウリ。昔ながらのクラシックなハンバーガーも良いですが、マッシュルームがたっぷり入った「ルート66」や大きなオニオンリングとスモークドベーコンにオリジナルのBBQソースを添えた「スモークハウス」など他のチェーン店とは一線を画するユニークなメニューもあり、ボリュームだけでなく味も美味しいと評判。ボリューム満点ながらぺロリと食べられてしまうから不思議です。また、ハンバーガーのみならず、カリカリに揚がったオニオンリングやフレンチフライ、それにプレミアム・バニラ・アイスを使ったシェイクも人気で、サラダやサンドイッチなどハンバーガー以外のメニューも充実しています。

まるで50年代にタイムスリップしたような店内は、古き良き時代のアメリカンダイナーそのものです
まるで50年代にタイムスリップしたような店内は、古き良き時代のアメリカンダイナーそのものです

50年代にタイムスリップ

 店内はどの店舗も50年代のアメリカをテーマにしていて、古いコカコーラの看板やポスター、ジュークボックスなどが飾ってあり、まさに50年代にタイムスリップした気分が味わえるのも特徴。LA近郊ではサンタモニカやハリウッド、リトルトーキョー、ユニバーサル・スタジオなどに8店舗を展開しているので、LA旅行の際には一度は豪快に究極のアメリカンなバーガーを試してみてはいかがでしょう?! 残念ながら、現在はメルローズ・アベニューにあったオリジナル店は閉鎖されてありませんが、ハリウッド&ハイランドやサンタモニカのプロムナードなど観光地の店舗はアクセスも良くて便利ですよ。(米ロサンゼルスから千歳香奈子。写真も)

ハリウッドの観光名所ハリウッド&ハイランドにも店舗があります
ハリウッドの観光名所ハリウッド&ハイランドにも店舗があります