太平洋登別の鷲別沖で4日、ソウハチ釣りを楽しんだ。晴れ、風は弱く、波も1メートルと好条件の下、25~38センチが1人当たり80~120匹と好調だった。

 午前4時30分、登別漁港から第11漁運丸(本間光好船長、【電話】0144・87・2228)に7人が乗船し、40分ほどの鷲別沖へ向かった。胴突仕掛けに針は16~18号、オモリは120号。水深50~80メートル、タナ20メートル前後の群れに仕掛けを降ろすとすぐにアタリがあり、ソウハチが次々と釣れた。サイズはさまざまだったが、仕掛けや追い食いを誘うことで針数を上げる人もいるなど、入れ食いが続いた。多少食いが薄くなることがあったが、2時間ほどで満足のいく釣果となった。

 その後、ポイントを移動してクロソイ狙いに切り替えた。水深50メートル前後の根を狙ったため、根掛かりに苦しんだ。船を動かし何度も流したが、食い付きは良くなく、午前10時の沖上がりまでで、1人35~40センチが2~5匹と数は伸びなかった。「ソイは潮が悪かったが、ソウハチは今後も期待できます」と本間船長。条件が良ければ、この日以上の釣果も見込めそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=63】