25日、西湖「樹海荘」でヘラブナの予選会がありまーす! 「道場」では、そこそこ認知度があがってきた、門下生の服部紫野さん(通称・ハットリ)のイラストリポートでバッチリ対策を提案しようとしました。と、ところが、西湖、難しい。そこで「そんなときにどう考えるか」という手順をまとめてみました。

 ハットリです。

 西湖の東風、強敵でした。でも、関川康夫師範代は「東風はよぉ、冷てぇから、ヘラもぶるっちゃうんだよ。燃えちゃうねぇ~」とテンション高めです。ハットリは「つらさ」→「楽しい」という公式がつかめない。私、ハットリの「くじけ」をまとめてみました。

 ★くじけ(1) 十分にエサを打っているのに何の反応もない。口を使ってくれない。釣れたとしてもサイズが「ちっちゃい」、なんとなくのったりして「元気がない」。ウキはいい動きするけどカラツン連発。あー、心が折れそう。

 師範代 いろいろ考えるのが、ヘラ釣りの楽しさなんだよ。

 ★くじけ(2) 師範代は、19尺(約5・7メートル)を軸にして、ときどき21尺や16尺を使っていた。ただ、軸は19尺。どっしりとした大人な釣りですねぇ。師範代はコツコツ、16匹。

 一方、ハットリはサオを21尺→17尺→15尺と交換し「あっちフラフラ、こっちウロウロ」と狙い絞り切れず。うーん、自分のペースで釣りができず、10匹。

 ▼師範代の推す仕掛け

 両ダンゴの場合=ハリスは上50センチ、下65センチ。エサ=深なじみしてジワジワあがるものがいい。「凄麩2、カルネバ1、GTS1、水1」。ボソタッチに仕上がるので、押し練り、もみこみで調整しましょう。

 師範代 確かに西湖は開かないエサがいいんだけど、今回エサを持たせすぎたかな。

 ヘラの道は1日にしてならず。25日にはグランドチャンピオン大会(略称グラチャン・10月7日、円良田湖)の出場をかけた予選会があります。みなさーん、ハットリも応援してまーす。(第2期門下生・服部紫野)