兵庫・家島諸島周辺でキスの食いが本格化! 姫路市飾磨の乗合船「知々丸」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)では2日に姫路の山本さんらが17~25センチのキスを20~68匹、5日には西宮の大澤さんらが同型を40~76匹。6日は豊中の大石さんらが同型を30~78匹釣っており、キスの活発な食いが続いている。

 今年は、水温が低かったのか、キスの活性が上がらず釣果が伸び悩んでいたが、6月末から一気にアタリが多くなり、食いがぐんと上昇してきた。

 上谷正仁船長も「やっと数が釣れだしました。毎年、梅雨が明け、島々でセミが盛んに鳴きだすと、キスの食いも活発になるんです。連掛けを楽しんでください」と期待する。

 キスのほかにも、同じ天びん仕掛けで25~30センチのマアジが好調に釣れており、キスはてんぷらに、アジはフライにと、おいしいお土産がたっぷりキープできる。

 家島諸島周辺は海が穏やかで船酔いの心配も少なく、のんびりと魚釣りが楽しめる。ロケーションも抜群に良くて、風光明媚(めいび)な島々を眺めながらの釣りは開放感たっぷりだ。これからは初心者でも簡単に釣れるので家族連れや、カップルのデートフィッシングにもお勧め。

 盛期(7月半ば~8月末)には3桁釣りも十分期待できる。キスのブルブルッとサオ先を激しく震わせる心地良いアタリを満喫してほしい。

 問い合わせは、知々丸【電話】079・327・1761。