北海道遊釣倶楽部の大会が5日、日高方面の様似漁港~襟裳岬漁港で22人が参加して行われた。波1メートルの好条件の中、思い思いの釣り場に散った。

優勝は第一集落に入釣した梶大助さん。1投目から49センチのカジカを釣り上げ、幸先よいスタートを切った。その後も46・2センチのクロガシラを追加して勝負を決定づけた。

2位の樫山寿治さんは、襟裳岬の通称第7降り口付近に釣り座を構えた。初めに37センチのクロガシラを確保し、アブラコ狙いに切り替えると身長賞となる50センチの大物を上げた。

3位は白勢孝信さんで、襟裳岬の通称第4降り口付近で竿を振った。すると、中型アブラコが入れ食いとなった。続いて、カジカをゲットして高得点に結び付けた。

上位入賞者は魚種や釣り方に合わせ、塩イソメやイカゴロ、アカハラやカツオの切り身などの餌を駆使していた。【リポーター・藤本康隆=46】

成績▽総合(2身+5匹) (1)梶大助1490点(2)樫山1457点(3)白勢1377点(4)土本1312点(5)竹園1288点▽身長 樫山寿治アブラコ50センチ