北海道遊釣倶楽部の大会が7日、日高方面様似漁港~襟裳岬漁港で25人が参加して行われた。風は3メートル、波1~2メートルで時々ウネリを伴う悪条件の中、参加者は思い思いのポイントに入釣した。

優勝は東洋に釣り座を構えた白勢孝信さん。暗い時間はアタリがなかったものの、夜明けとともに移動すると、すぐに48センチの大型カジカをゲット。その後も、アブラコを連発して得点を伸ばした。カツオの餌が効果的だった。

2位の大杉和洋さんは襟裳第3降り口付近で竿を振った。イカゴロをネットに仕掛け、ちょい投げするとアブラコやカジカが食い付いた。さらに、1本針にカツオを付けて遠投し、良型アブラコを追加した。。

3位の竹園智明さんは、襟裳売店下ヘ。暗い時間からアブラコを単発で釣り、明るくなってから47センチのカジカを上げた。上位入賞者の得点差はわずかで、ちょっとした運が結果を左右した。【リポーター・藤本康隆=46】

成績▽総合(2身+5匹) (1)白勢孝信1590点(2)大杉1570点(3)竹園1547点(4)樫山1540点(5)小畠1511点▽身長 小畠誠二アブラコ49・5センチ