日刊スポーツ指定釣り宿「共栄会」の年間チャンピオン、後半は、神奈川・相模湾と静岡地区の船ブロック、横浜と静岡の磯ブロック、群馬以南の湖川ブロックを紹介します。選ばれた皆様、おめでとうございます。コロナ禍にもかかわらず、釣りを楽しんでいただいた皆様、ありがとうございました。どうぞ、よいお年を。そして、来年も共栄会の釣り宿で楽しく釣りをしてください。

 

<船ブロック>

◆毘沙門「新店丸」アイカツゥ・サマントラ(52=調布市)

年間通じて好成績。「インドネシア・バリ島出身で、来日30年。小さい頃からルアー釣りが好きで、今は日本の代表魚であるタイを狙っています」

◆長井漆山「すえじ丸」関博彰(65=練馬区)

総合的に見て。「緊急事態宣言で制限される中、いち早く感染対策を行い、我々釣り人を迎えていただきました」

◆腰越「森健丸」対馬国札(48=茅ケ崎市)

10月、15キロイシナギ。「根掛かりみたいだった。水深120メートルで最初はすごく引いたけど、底から20~30メートル離したら浮いてきた」

◆小田原「弘美丸」高橋大児(43=相模原市)

10月6日、キハダ59キロ。「今まで釣ったキハダとはまったく違う引き。30~40分、頼むから切れないでと願って格闘していた」

◆真鶴「八十吉丸」橋本周治(52=練馬区)

年間通して通う常連客。「イサキがびっくりするほどおいしかった。来年はカワハギを爆釣したい!ポイントが近く、きれい」

◆熱海「喜久丸」奥原康英(53=藤沢市)

カワハギ大会で優勝(906グラム=3匹の総重量)。「難しい釣りこそ、工夫の余地がある。考えたことを実践して釣るのが魅力」

◆伊東「妙法丸」野口博志(64=阿見町)

年間通しての常連、ヒラメ1日7匹の記録も。「魚が口を開けて待っていた。自分が天才と思うくらい釣れた」

◆手石「米丸」ジャムシー・アバスザデ(50=高根沢町)

今年最大の6・85キロマダイ。「重くてブリかと思った。4号ハリスが切れなくて良かった。海の恵みに感謝、自然を愛しています」

◆安良里「ふじなみ丸」橋本弘(41=上野原市)

ワラサ6キロ。「食わせサビキで掛かり、道糸を巻いているはずが、出る一方。自己最高の魚に腰が抜け、30分ほど放心状態でした」

◆戸田「たか丸」佐藤圭政(41=静岡市)

今春、6・1キロマダイ。「コマセマダイを始めて1年、手巻きリールで自己最大記録。魚が見えた時、すごくうれしかった」

◆久料「魚磯丸」永田浩章(44=藤沢市)

11月18日、8・2キロマダイ。「船長の『ラスト10分にドラマあり。諦めずに』の言葉通り、ラスト1投での自己記録に感動です」

◆田子の浦「海渡」深沢正人(57=富士宮市)

年間通し好成績の常連。「落とし込みでヒラメ70センチを上げた時は興奮し、うれしかった。来年はいろいろな魚種を釣りたい」

◆御前崎「博栄丸」小川峰信(48=豊橋市)

金洲の泳がせ名人、14キロカンパチ。「その時は疲れたしかなかったけど、持って帰った魚を見てうれしさが込み上げてきました」

◆清水「原金つり船」横山健二(63=静岡市)

1日でクロダイ50センチ級3匹。「餌の種類と合わせのタイミングが難しかった。来年は自分で納得のできる釣りをしたい」

 

<磯ブロック>

◆野島「村本海事」石崎肇(61=横須賀市)

クロダイのヘチ釣りの第一人者で普及にも熱心。「外洋のように潮が流れる堤防と、変化に富むポイントは行けば行くほど面白い」

◆石廊崎「橋本屋」国師秀樹(49=富士市)

5月28日、鵜ノ根でメジナ45センチ。「意外とデカかった。来年も鵜ノ根や平島で、楽しい釣りができればうれしい」

 

<湖川ブロック>

◆円良田湖 馬場孝雄(76=深谷市)

「月1回のヘラブナの例会は皆様と楽しく釣りができた。管理事務所で釣果やポイントを聞けば、丁寧に教えてもらえるのがいい」

◆相模湖「柴田」小峰哲雄(68=町田市)

ヘラブナ45センチ以上16匹、40センチ以上112枚(12月10日現在)。「釣果は考案と実釣の積み重ね。巨ベラがいるここは面白い」

◆芦ノ湖「うえ乃」小林弘昌(67=成田市)

10月2日、ブラウントラウト72センチ。「最初は重くて根掛かりかと思った。その日は誕生日。記念にと思い、気合が入った」

◆河口湖「ハワイ」岡田明典(42=江戸川区)

7月2日、鵜ノ島東の水深3メートルでブラックバス61センチ=2・71キロ。ラバージグ&ポークリンド使用。「来年はこれ以上を釣りたい」

◆西湖「白根」田辺英彦(53=愛川町)

ブラックバス53センチ(3キロ以上)。「ワカサギ捕食パターンの狙い通りだった。自己記録(63センチ=奈良・池原ダム)を更新したい」

◆精進湖「湖畔荘」小宮勇(70=中野区)

ヘラブナとワカサギの常連さん。「4月に胃がんで全摘出を行った分、気を使ってもらえる。富士山を眺めながら釣りたい」

◆神流湖「山水」秋山文宏(77=上尾市)

11月1日、太田部でヘラブナ37匹(28~44センチ、サオ13尺底両ダンゴ)。「マイボートで遠征。温泉に入って、車中泊も楽しい」

◆諏訪湖「諏訪湖レジャーセンター」民谷勝也(57=上田市)

毎週のようにワカサギ釣りに通う。「ピクピクとアタリが来た時のワクワク感がたまらない。ドーム船で小型ながら数多く釣れた」