モデル利水つばさと女優太田唯(25)が12日、神奈川・新安浦「長谷川丸」(岩瀬正紀船主=51)で12日、現在開催中の「大タチウオ東京湾ダービー」に参加すべくタチウオ釣り挑戦した。

ともにBS釣りビジョンで番組を持つ。太田は「大漁!関東沖釣り爆釣会」の6代目リーダー、利水は「TSURI na KIBUN」のメインキャストを務めているが、2人で直接釣りをするのは今回が初めて。利水は昨年10月、日刊スポーツ初登場がタチウオ釣りで、「ドラゴンを釣りたい!」とリベンジを誓っていた。太田はマイロッドを購入するほどタチウオにはまっていたことから、今回のタチウオチャレンジ(餌釣り)が実現した。

朝一で釣り上げたのは太田。「きた! でかくない? いいよ~!」の声とともにマイロッドは見事な弧を描いていた。釣り上げたのは110センチの大物。惜しくもドラゴンとまでは行かなかったが、「(太田の指で)指7本サイズ!マイロッドで釣れてうれしい」と喜びを爆発させた。

一方、自称「後半追い込み型」の利水は、いきなり道糸から切られるハプニング。その後、船長の巻き上げ指示を誘いながら上げてるとやや細めのタチウオが食ってきた。「よかった~!取りあえず、ゼロじゃない」。だが、ここから驚異的な追い上げがスタート。釣るための試行錯誤を繰り返し、自作の仕掛けも投入で108センチの大物を釣り上げた。「自作の仕掛けで釣り上げられたのがうれしい」と“ツリジョ”ぶりを発揮していた。

この日はかなり渋めで、タチウオがなかなか口を使わなかった。竿頭で5匹だったが、利水は4匹、太田は1匹を釣り上げた。岩瀬昂大船長(23)は「こういう日は、どんな誘い方をするにせよ、いつもよりちょっと長めに食わせる時間を作るといい。のみ込まれてしまう可能性もあるが、まずはアタリを取ることが重要」と話した。

陸に上がると計量。ダービーは3匹の総重量で争うが、1匹からのエントリーも可能。利水は重い順に3匹を選び計1・96キロ。太田は1匹1キロでエントリー完了。12月31日までの開催で、期間中の入れ替え可、参加費は無料だ。長谷川丸以外にも川崎「つり幸」、八景「太田屋」、久里浜「大正丸」、千葉寒川「小峯丸」で参加可能。参加完了者は受付以外の船宿からの入れ替えも可能だ。

この日の模様は、本紙およびYoutube動画「ニッカン釣りちゃん」でアップ予定。