日本海積丹方面のヒラメを狙い23日、神威岬サル湾に出掛けた。午前6時、余別漁港から漁福丸(沢船長、【電話】090・8897・0160)に5人が乗船し、30分ほどの沖に向かった。雨、風は強く、波2メートル。水深40~50メートルを狙った。

強風で船は流され水深を探る底取りがしにくい状況だった。それでも600グラムのバケで狙い、開始から数分で釣れ始めた。流れが速いため移動を繰り返し、底付近ではミズクサガレイも釣れた。その後も強風や雨に見舞われたが、ヒラメは50センチ超えも多かった。掛かりがよくダブルで釣れることもあったが、小さなアタリで待ちすぎるとキャップごと飲み込まれ、外すため解体する場面もみられた。

釣果は1人あたり、38~62センチのヒラメが3~15匹、30~40センチのミズクサガレイが8~15匹。ほかにアブラコ、ソイ、ガヤが船中数匹交じった。条件は悪かったが、ヒラメは良型も多く満足のいく釣果だった。沢船長は「ヒラメ狙いは今後も続く。数、型も期待できるでしょう」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=67】