サクラマス釣り時期の日本海積丹町で12日、重さ5・8キロのビッグサイズが上がった。第38浜丸(長内春樹船長、【電話】090・3116・6970)に8人乗船で午前5時に幌武意漁港を出港。30分ほどの幌武意沖~無線塔沖、水深43~47メートルで竿(さお)を出した。

早朝はホッケが釣れ、意中のサクラマスはアタリがなかったが、徐々に2キロ級が釣れ始めた。そんな中、、札幌市の佐藤さんに、すぐに大物と分かるアタリがきた。竿が大きくしなり、リールのラインも出ていく。水面に上がってきた魚体を見てビックリの5・8キロ。佐藤さんは今シーズン4キロオーバーを釣っていて、3匹目の大物ゲットになったとのこと。この日は、セイウチの牙で作ったシャクリで釣り上げた。

乗船者全体では25匹。日によって数や型に差はあるが、今後も期待できそう。長内船長は「サクラマス狙いは4月末までいけるでしょう」と見通しを話していた。【リポーター・竹鼻雅己=68】